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ジャニーズ“性加害問題”で会見した国連の女性は何者?13歳で大学入学した天才?ピチャモン・イェオパントン氏の経歴を紹介

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ジャニーズ事務所の創設者・ジャニー喜多川氏の性加害を巡る問題で、被害を訴えている元タレントらに聞き取りを行った国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会の専門家が日本記者クラブで会見を行いました。

ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害問題について、ジャニーズ事務所の特別チーム調査は正当性はなく、問題の隠蔽に加担してきたメディアにも大きな責任があると辛辣な意見を述べました。

会見を行ったのは2人。紺色のスーツのダミロラ・オラウーイ(Damilola Olawuyi)さん、そして赤色のジャケットのピチャモン・イェオパントン(Pichamon Yeophantong)さんです。

SNS上では、赤色ジャケットの女性について、「一体何者?」「若く見えるけど何歳?」「何人?国籍は?」といった声が聞かれました。

調べてみると、この女性がかなりすごい経歴を持っていることが分かりました。

この記事では、会見に登壇したピチャモン・イェオパントン(Pichamon Yeophantong)さんの経歴についてご紹介します。

なお、日本語表記については、テレ朝が”イエパントン博士”、TBSが”イェオパントン博士”、ニコニコが”エオファントン博士”、他にも”ヨファントン博士”など、媒体によって分かれていましたが、この記事では便宜上”イェオパントン博士”に統一させていただきます。

目次

イェオパントン博士の経歴を紹介

まずはイェオパントン博士の基本的なプロフィールをご紹介します。

イェオパントン博士

名前:Pichamon Yeophantong

生年月日:1989年(33~34歳)

出身地:バンコク(タイ)

国籍:タイ

所属:ディーキン大学(Associate Professor =准教授)、国連独立専門家委員会(ビジネスと人権)

会見でもかなり若く見えましたが、イェオパントン博士は現在33~34歳。この年齢で大学准教授というのはかなり稀有なことです。

ディーキン大学はオーストラリア・ビクトリア州にキャンパスがある公立大学です。イェオパントン博士はこの大学で准教授を務めるだけでなく、未来国防・国家安全保障センターの研究責任者としての肩書も持っているため、拠点はキャンベラに置いています。

イェオパントン博士の専門は中国研究・ビジネスと人権・持続可能な開発・アジアにおける人権問題・環境正義など多岐に渡ります。

イェオパントン博士は13歳で大学に入学している?

ここからはイェオパントン博士の学歴に関する情報をご紹介します。

ニューサウスウェールズ大学のHPに掲載されているインタビュー記事によると、イェオパントン氏の家族はシンガポール・フィジー・ニュージーランドなどで暮らした後、タイに戻りました。

イェオパントン氏は10歳でホームスクーリングを開始しています。ホームスクーリングはタイではかなり革新的なことであったそうですが、母親や兄弟の助けもあり、生物学や歴史、フランス語などを学んだそうです。

ホームスクーリングとは?

学校に通学せず、家庭に拠点を置いて学習を行うこと。

かなり”オタク気質”であり、1日で1冊の本を読み終えるほどだったそうです。いわゆる”ギフテッド”だった自覚はなかったものの、母の勧めで11歳の時にケンブリッジのIGCSEテストを受けたイェオパントン博士は見事合格。家族はとても驚いたそうです。

IGCSEテスト

14~16歳向けの国際カリキュラム。イギリス国内の義務教育修了を証明する資格となる。

イェオパントン博士は13歳でバンコクのタマサート大学に合格しています。専攻はイギリス・アメリカ研究でした。面接で最初に聞かれた質問は「年齢は学業に影響すると思うか?」でしたが、彼女は「人間の能力に年齢は関係ない」と答えました。

その後17歳でオーストラリア国立大学の大学院に進学。研究内容は国際関係学でした。イェオパントン博士は母親と共にオーストラリアへと移ります。

さらに、PhD(博士号)を取得した後、イギリスのオックスフォード大学とプリンストン大学のグローバルリーダーズ奨学生に選ばれ、それぞれの大学で1年ずつを過ごします。そして、先述のニューサウスウェールズ大学に招かれ、国際関係・開発を教えることになりました。

イェオパントン博士は中国の外交政策を研究対象の一つとしています。決して親中派ではないものの、中国は国際社会からの期待に敏感になりつつあり、”大きな力には大きな責任が伴うことを自覚している”と述べています。2022年からはディーキン大学に籍を移し、現在に至ります。

その間にも、2018年1月にはオーストラリア人文科学・芸術・社会科学会議のFuture Leader Prize(未来のリーダー賞)を受賞したほか、国連人権理事会から独立専門家として任命され「ビジネスと人権」のアジア太平洋諸国のメンバーとなるなど、まさに輝かしい経歴を持っています。

イェオパントン博士は9ヶ国語を操る?

ビジネスSNSのLinkdInページによると、イェオパントン博士は9ヶ国語を話せるそうです。(英語・フランス語・中国語・日本語・タイ語・ラオス語・スペイン語・サンスクリット語・古代ギリシャ語)

それぞれどのレベルなのかは分かりませんが、母国語であるタイ語、会見でも話していた英語、幼少期に習ったフランス語、研究で使用している中国語は不自由なく話せるはずです。(実は会見の時にも日本語の質問に頷く場面がいくつかありました)

日本語が理解できるのは、イェオパントン博士がJ-POP好きだからかもしれません。先ほどのインタビュー記事でも仕事中にはJ-POPやC-POP(中国のポップ音楽)を聴くほか、プレイステーションが好きで中でもファイナルファンタジーの大ファンであると語っています。

まとめ

というわけで、今回は日本記者クラブで会見を行った国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会の専門家、ピチャモン・イェオパントン(Pichamon Yeophantong)博士の凄すぎる経歴をご紹介しました。

イェオパントン博士は 中国研究・ビジネスと人権・持続可能な開発・アジアにおける人権問題などの専門家です。来日してジャニーズ事務所の問題をはじめとする日本のビジネスにおける人権問題に鋭いメスを入れる役割として大きな期待ができる人物と言えます。

ただ、今回の会見で一点気になったのは、Q&Aセッションで記者から出た質問がほぼ全てジャニーズ事務所の問題に関することであったことです。

本来、今回の会見は「ビジネスと人権」というテーマで、幅広い問題について触れるものでした。にも関わらず、記者からの質問がジャニーズの件に終始してしまったことで、イェオパントン博士も「その件以外の質問はありますか?」と言ってしまうほどでした。

記者たちはおそらく「国連がジャニーズ問題に言及した」という見出しをつけるのが前提で、本題である「ビジネスと人権」については全く関心がなかったのだと思います。

事実、その夜放送されたニュースはあたかも「国連の専門家がジャニーズ問題を調査するために来日した」と受け取られるような報じ方をしていました。

今回の会見で日本社会の人権への意識の低さに対して、イェオパントン博士・オラウーイさんのお二人がかなり失望されたのではないかと個人的に心配しています。

イェオパントン博士のTwitter(X)アカウントはこちら

▽ 今回行われた会見の様子はこちら

追記

9月7日の会見で社長の藤島ジュリー氏が退任することが発表されました。後任の社長は元少年隊の東山紀之氏。会社名のジャニーズは維持するとのことです。数日前の行われた再発防止チームの調査報告ではジャニー氏の性加害が認定され、今後被害者への謝罪や補償・救済がどうなるのかが注目です。

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