偲ぶ会に参加するときのマナーとは|偲ぶ会の案内状の書き方も解説

偲ぶ会に参加するのが初めての方や、とても久しぶりの方は、ぜひご覧ください。

今回は偲ぶ会に参加するときのマナーを6つにわけて詳しくご紹介していきます。今回の記事は、偲ぶ会の参加マナーを知りたい方は、とても参考になる事でしょう。

目次

偲ぶ会とはなにか

みなさんは、「偲ぶ会」がどんな会かご存知でしょうか。また、その「偲ぶ会」に参加するときのマナーについて正しく捉えられているでしょうか。

今回は「偲ぶ会」に参加するときのマナーについて、詳しくご紹介していきます。「偲ぶ会」に参加することが初めての方や、とても久しぶりで戸惑っていらっしゃる方は、ぜひとも最後までご覧ください。

葬儀と偲ぶ会の違い

まずはじめに、葬儀と「偲ぶ会」の違いについてのご紹介をしていきましょう。

葬儀とは、正式な儀式で亡くなった方を弔うための物です。規則などが細かなところまで決まっています。葬儀会場で執り行われます。「偲ぶ会」とは、亡くなった方の思い出などを話し合って懐かしむ行動です。レストランやホテルなどで行なわれる事が多いです。

偲ぶ会に参加するときのマナー6つ

それでは、つづきまして「偲ぶ会」に参加するときのマナー6つについてご紹介をしていきます。

「偲ぶ会」は葬儀とは違って決りなども少なく、カジュアルな会です。しかしいくつか気をつけなくてはいけないマナーがあります。そして今回はそのなかから「偲ぶ会」で気をつけた方が良いマナーを、6つご紹介いたします。

「偲ぶ会」に参加する方はぜひご覧ください。

1:服装のマナー

知っておくと便利な「偲ぶ会」に参加するときのマナー、その1は、「服装のマナー」です。

服装は「偲ぶ会」の重要なマナーです。今回は男性と女性の「偲ぶ会」の服装について詳しくご紹介していきます。それぞれ気をつけなくてはいけないことや、ぴったりの服装が異なりますので、しっかりとご覧ください。

それでは、さっそくご紹介していきます。

男性の服装

「偲ぶ会」にふさわしい男性の服装についてのご紹介です。「偲ぶ会」にふさわしい男性の服装は、ダークスーツです。

男性の服装は、ブラックやネイビー、ダークグレーのスーツがふさわしいです。喪服は、ホテルなどが会場の場合は禁止されていることがありますし、ほとんどの場合ご遺族から「平服でお願いします」と言われるでしょう。

くつ下などはブラックで統一してください。

女性の服装

「偲ぶ会」にふさわしい女性の服装についてのご紹介です。「偲ぶ会」にふさわしい女性の服装は、アンサンブルやワンピースです。

カラーはブラックやネイビーがふさわしいでしょう。ご遺族から「平服でお願いします」と言われても、私服のことではありません。喪服よりはカジュアルですが、略礼服であるダークカラーのアンサンブルやワンピースを着て行きましょう。

2:香典のマナー

知っておくと便利な「偲ぶ会」に参加するときのマナー、その2は、「香典のマナー」です。「偲ぶ会」にもご香典は必要となります。

しかし、「偲ぶ会」のご香典はあまり大きな金額を持って行っては行けません。平均すると20,000円程度です。故人との生前の関係にもよりますので、参考にしてください。

「偲ぶ会」は正式な儀式とは異なります。お供えだけでも構いません。

3:案内状の注意事項を守る

知っておくと便利な「偲ぶ会」に参加するときのマナー、その3は、「案内状の注意事項を守る」です。案内状に書かれている注意事項は、絶対に守りましょう。

たとえば、服装についてのお願いや、香典にかんするお願い、集合時間などさまざまな案内がありますが、ご遺族がスムースに「偲ぶ会」を開催するためにも守りましょう。

4:大声を出さない

知っておくと便利な「偲ぶ会」に参加するときのマナー、その4は、「大声を出さない」です。「偲ぶ会」は、あくまでも亡くなった方を偲ぶためのしめやかな会です。

慶事とは異なり、弔事である「偲ぶ会」は、たとえお酒を飲んだとしても騒いで良い行事ではありません。癒えないご遺族の悲しみを考慮する必要があります。静かな対応で過ごしてください。

5:遅刻しない

知っておくと便利な「偲ぶ会」に参加するときのマナー、その5は、「遅刻しない」です。案内状に書いてある時間は厳守してください。

お食事の用意など、ご遺族が手配してくださっている物事がたくさんあります。他の参列者にも迷惑がかかってしまいますので、「偲ぶ会」の参列は時間を厳守してください。やむなく途中参加になる場合は、ご遺族に相談をしてください。

6:ご遺族に挨拶をする

知っておくと便利な「偲ぶ会」に参加するときのマナー、その6は、「ご遺族に挨拶をする」です。「偲ぶ会」に参加したら、ご遺族にご挨拶をしてください。

ご遺族の手の空いている隙を見計らって「本日は貴重な機会をありがとうございます。」と一言お礼を言いましょう。もし出きなかったら、後日ご遺族宛てにハガキでお礼の気持ちを伝えましょう。

偲ぶ会の案内状の書き方

それでは、つづきまして「偲ぶ会」の案内状の書き方についてのご紹介をしていきましょう。

「偲ぶ会」を開催しようとおもったら、案内状の作成に時間がかかります。おおよそ一ヶ月から一ヶ月半程度まえには、参列者のもとに案内状が届くようにしなくてはいけません。初めての案内状作成でも、スムースに行なえるように、案内状の作成方法をご紹介していきます。

必要な記入事項

偲ぶ会の案内状の作成方法その1は、「必要な記入事項」についてです。

案内状には、「時候の挨拶」・「感謝の言葉」・「開催日時」・「開催場所」をかならず記入しましょう。

とても近しい方に対して案内状を送るときでも、「時候の挨拶」はかならず入れましょう。先にご遺族が礼節を重んじる事によって、参列者も亡くなった方への礼節を大切にしてくれます。

返信用はがきの使い方

偲ぶ会の案内状の作成方法その2は、「返信用はがきの使い方」についてです。

返信用はがきで注意していただきたいのは、宛名の敬称を省くということです。返信面にご自身の名前を書きますが、名前の下の左寄りには、「さま」ではなくて「行」や「宛」を小さ目に書き添えます。

間違えやすいので注意が必要となります。案内状と返信用面の内容を間違えないようにしましょう。

案内状の例文

偲ぶ会の案内状の作成方法その3は、「案内状の例文」についてです。「偲ぶ会」の案内状の例文があれば良いのにな、とおもう方に向けてご紹介します。

本文:謹啓、◯◯の候みなさまにおかれましては益々ご健勝のことと存じます。この度は平成◯年◯月に急逝しました山田一郎を「偲ぶ会」を催します。ご多用のこととは存じますが、生前お世話になったみなさまにはご来臨賜りますようお願い申し上げます。

偲ぶ会の案内状への返信の仕方

つづきましては、「偲ぶ会」の案内状への返信の仕方についてご紹介いたします。

「偲ぶ会」の案内状をもらったときに、返信をせずにスルーするのはいけません。なので参列できないときにも案内状に返送しましょう。今回はなかなか忘れがちな「敬意表現の打ち消しの仕方」と「メッセージの例文」についてご紹介していきます。

ぜひ参考になさってください。

敬意表現の打ち消しの仕方

まず最初にご紹介いたします「偲ぶ会」の案内状への返信の仕方は、「敬意表現の打ち消しの仕方」です。

「敬意表現」とは、相手に配慮をして使う言葉使いや表現のことで、「敬語」を使うだけではありません。「お忙しい中悪いけど、◯◯◯頼めますか」などの「お忙しい中悪いけど」という部分が「敬意表現」です。

自分に「さま」がついている所などは二重線で打ち消しましょう。

メッセージの例文

つづきましてご紹介いたします「偲ぶ会」の案内状への返信の仕方は、「メッセージの例文」です。案内状に簡単なお作法をプラスするだけで、ご遺族への気遣いを表現できます。

「ご出席」や「ご欠席」と言う部分の前後に、「させていただきます」などをプラスする事によって柔らかさや丁寧さを演出することができます。

マナーを守って偲ぶ会に参加しよう

いかがでしたでしょうか。「偲ぶ会」に参加するときのマナーや、「偲ぶ会」の案内状の書き方などをご紹介してまいりました。

亡くなった人を偲ぶ会なので、マナーを守って心穏やかに参列しましょう。

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